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薔薇の迷宮 2
店には『第三の男』のサウンド・トラックが流れる。
若い客は少しづつ数を減らし、カウンター席には隙間が目立ってくる。騒めきが過ぎ、曲が心地よく身体に沁み込む。店は悠然とした雰囲気に包まれる。そろそろ大人の時間といったところか。
聞き上手な森元の包容力に甘えて、優子の話題は取り留めなく拡がる。森元はにこやかな表情を崩さずに相槌を入れる。子供が優しい父親に学校での出来事を隈無く伝えているようだ。
優子の気持ちは身体に溶け込む酒の量と共に弛み、いつしか話題は自分のことばかりになっている。酔って、優子は明け透けになっている自分に気付かない。グラスのお替わりが進む。その度に気になっていた智ちゃんの怖い顰め面も今はどうでもよくなっている。
森元が吐き出す煙草の煙は決まったように、何故か一輪挿しに二本差さった薔薇に舞い降りる。踊り子は薔薇が好きなようだ。
優子は自分がその踊り子になったような気分になっている。
「ジョージは外国にはよく行くんでしょう?」
「いや、ビジネスで年数回、東南アジア辺りには行くけどね。行っても二、三日かな。前は五枕曹ョらいは仕事の関係で何年か住んだことがあるけどね。僕はね、祖父の影響で船会社に勤めてるんだけど・・、そうだ、雪枝さんには身分証しちゃってもいいかな」
森元は背広の内ポケットから革の名刺入れを取り出し、中の一枚を優子に差し出した。重厚なデザインの名刺には森元の氏名とカタカナの会社名が記載されてる。優子は会社名は知らなかったが、その下に書かれた世界的に有名な旅客船名を見て目を丸くした。
「この船の担当なの?。凄いわ!」
酔ってきた優子でも、その豪華絢爛な客船の姿を忘れるようなことはない。
「東京にも支店があるのさ。殆ど知られてないけどね。僕は当時カナダにいた祖父の関係で偶々入っただけだよ。僕自身は肩書きもないボンクラ社員だからね」
「そんなこと・・。でも、この船に日本人が関わってるなんて素敵だわ」
優子の頭にはコバルト・ブルーに浮かぶ白亜のような船体が浮かぶ。洋上のデッキ・チェアーにビキニ姿で寝そべる優子は溢れる陽射しを受けて微睡んでいる。光景は森元の声でフェイド・アウトしてゆく。
「そう言ってもらえると光栄だな。祖父に感謝しなくちゃね。僕の祖父はずっと船の機関士をしていてね。家に居ることなんか滅多になかったけど、日本に帰ると外国の珍しい土産や、面白いエピソードを沢山持って来てくれるものだから、僕はそれに釣られて、次の航海に出るまで祖父にくっついて離れなかったのさ。上に二人兄がいるんだけど、祖父は外国話しに夢中になる僕が一番気に入ってたみたいで、両親や兄達に内緒で僕を酒場や寿司屋なんかに連れて行ってくれたのさ。呑んだくれもそのせいかな」
森元は清潔感のある白い歯を見せて笑うと、智ちゃんにターキーをリピートした。
「おじいちゃんっ子だったのね」
「そうだね。堅物で駄才父とはあまり馴染まなかったな。祖父はね、年はいってたけど凄くダンディーだったのさ。日焼けして締まったボディにあの当時、誰も着てないようなバーバリーのスーツをバシッと着こなして、ロマンスグレーの髪をオールバックに撫でつけ、そりゃ格好良かった。おまけに英語は完璧。何処でも、もててたな。僕は絶対祖父のようになるんだって、子供ながらに誓ってたよ」
「それで、ジョージもそんなに格好良くなったのね」
優子は森元の熱い語りと、コロンの香りに引きずり込まれ、森元に枝垂れかかっていた。
「いやあ、祖父に比べたら僕なんか足下にも及ばないよ。ま、僕なりに満足はしてるけど。こうして雪枝と話せるのも祖父のお陰かも知れないし」
優子は老いた森元が浮き名を流している場面を想像していた。でも、一番似合う女は私の他にいないわね。
「それで、どうやって今の会社に入ったの?」
「そう、中学三年の時、祖父がカナダから電話掛けてきて、オヤジとは話しついてるからオマエはこっちへ来いって。驚いたよ。突然だろう。でも、どうせ私立に行ったら、友達とはバラバラだし、英語話せりゃ、日本で女性にもてるかな・・こりゃいいかって、結構簡単に決めてしまった。行ったら向こうのハイスクールに入れてくれたんだ」
「じゃ、高校時代は向こうでおじいちゃんと暮らしてたのね」
「とんでもない。当時、祖父の友人だったカナダ人のところに預けられたのさ。子供がいなかったんだよ。どうしてカナダだろうなんて考えもしなかった。わかる、雪枝?。祖父は十分な金持って惚れた女とアメリカのサンディエゴさ。呆れ返っちゃうだろう?」
「ええっ。それって真逆、養子?。売られちゃったの?」
「洒落になんないだろう。でも、そのお陰でカナダの支店で今の仕事に就いたってわけさ。ま、祖父は時々顔だしてくれたけど、オヤジなんか一度も来ず終いさ。今は祖父もカナダの夫婦も亡くなっちゃたけどね」
「おじいちゃんのこと怨んだでしょ?」
「全然、もともと放浪癖があったんだろうね。僕にはピッタリの人生って気がするよ」
「ジョージもおじいちゃんと同じ自由人の血が濃かったってわけね」
「そう、相変わらずフラフラしてます。どう、こんな男と付き合ってもう一軒、一緒にフラフラしてみない?」 《あら、上手い運びね。勿論、あなたとなら・よ・く・て・よ》 「今から?。なんか、いいことあるのかなぁ」
優子はアルコールで潤んだ瞳で森元を見詰めた。
「そうだな。じゃ、付き合ってくれたら、この船にご招待っていうのはどうだい?」
「本当に!。凄`い。信じていいのかしら!」
「僕はね、嘘はつかないよ。じゃ、雪枝、OKだね?」
森元はそっと優子の手の上に自分の手を重ねた。
《そうね。もう少し飲んでからの方が勢いがつくかしら》
「何処までいくの?」
「麻布。車ですぐだよ。友達が店をやってるんだ。混んでいるか、先に電話をしてくるよ。会計を済ませておくからね」
森元は席を立つと優子の伝票も取ってレジへ向かった。森元の身体から流れていた神秘的な温もりに包まれ、その余韻に優子は陶酔する。尾を牽いた体温に吸い寄せられるように優子も時間を空けずに席を立った。少しふらふらする。
立ち上がると忘れていた智ちゃんの心配そうな顔が目に止まった。
「もう少しで店閉めるんですけど、返っちゃいます?」
優子は瞬間だけ酔いを覚まそうと努める。混乱しそうな思考回路を何とか繋げて智ちゃんの存在に気を配る。
「智ちゃん、御免ね。今晩は付き合えないかも。ちょっと、行って来るわね。あの人って、大丈夫よねぇ?。ふう〜、私、酔ってる?。もし、2、3日経って私から連絡なかったら、宜しくね。何ちゃって」
「森元さん、紳士だから大丈夫と思いますけど、でも・・、これ持っていって下さい」
智ちゃんは優子の目の前にあった一輪挿しの花瓶から赤い薔薇を一本取ると優子の前に差し出した。
「へえ、智ちゃんも洒落たことするのね」
智ちゃんの瞳はいつになく切なそうだ。
「・・お守りです」
優子は酔った手つきでそれを受け取り、胸の間に滑り込ませた。
「智ちゃん、ありがと。じゃ〜ね」
優子はニッコリ笑って見せると、レジで会計をしている森元の方へ歩いて行った。残ったカップルの男達の視線がクールになっているような気がする。
《何よ。癪なら私にアプローチしてみなさいよ》
森元は出口でコートを着込み、マフラーを巻き付けようとしていた。マフラーは珍しい光沢のあるシルバー・チェックのデザインだった。カシミヤを織り込んだ高級な品物であることは仕事柄酔っている優子にもわかる。しかし、一瞬堅い森元には何となく、不釣り合いなイメージを感じた。
二人は『アップ・サイド』を出た。
冷たい風が吹き抜け、胸元の薔薇が激しく揺れる。寒い。
《私酔ってるんだから肩ぐらい抱いて欲しいわよね。ま、いっか。後で暖めてもらおっと》
看板の下でマフラーが光っていた。歩くとキラキラと瞬いて見える。 「素敵なマフラーね」
「やっぱり、目立つかい?。ちょっと照れくさいんだけどね。これ、祖父が若い頃からずっと大事に愛用していたものなんだ。祖父からの唯一の形見でね。今の僕にとってはお守りみたいなものかな。これを着けてると事が旨く運ぶのさ」
駅に向かう男女が木枯らしから逃げるように急ぎ足で通り過ぎる。二人はその波に逆らって歩く。煌々とした通りのネオンが目に痛い。
森元は目敏く空車のタクシーを見付けると、優子を先に押し込んだ。西麻布をドライバーに告げ、速やかに自分も乗り込んだ。
バックミラーを避けるように深くシートに掛けると、森元はちらりと優子の胸元を見て、眉を顰めた。深い溜息が優子の耳に届いたが、その意味を測る余裕はない。車の揺れで酔いが加速される。
六本木の街の灯りは激しく明滅を繰り返している。音が届かなくとも街の喧噪が響いてきそうだった。
僅かな渋滞を抜けて数分も行くと、街の賑わいも半減している。ずっしりと左側に深く座り込んだ森元は思っていたよりも大きく感じる。そして軍人のような威圧感があった。優子は無意識に胸に差した薔薇の花を握りしめる。花びらが、はらはらと数枚シートに零れ落ちた。優子は相当に酔ってきていたが、浮き上がってきた欲情が意識の鎖を繋いでいた。
森元は車の中では一言も口を効かなかった。
車を降りると辺りの人気は皆無だった。優子には何処だかさっぱり分からない。こんな処に店があるのだろうか。ただ、森元の後を黙ってついて歩いた。常夜灯も殆どない細い路地をどんどんと奥へ入って行く。
店と言っていたが、このまま森元の家に行くのだろうか。ホテルがこの辺に有るとも思えない。
まるで鬱蒼とした森に連れて行かれているようだ。どうしてこの案内人は手も引いてくれないのだろう。森の中に底なし沼はないだろうか。周りは民家の様だが、森の住民達は早々と深い眠りに就いているようだ。沼に落ちたら案内人も住民も自分を助けてはくれないのではないか・・。
突然、森元の姿が森の中で消えたように思った。優子の背中にヒヤリと悪寒が走る。
「雪枝、此処だよ」
扉を開けて待っている森元の顔がうっすらと見えた。そこから賑やかなリズムが溢れてきている。森元の顔の上には小さな赤いネオンの看板があった。酔っている上に、崩し英字なので、よく読めない。多分、『DOWN』だろう。優子は振らつく足取りのまま入り口に吸い込まれた。
一歩中に入るとムッとするような熱気が優子の身体を包んできた。
ブラック・ミュージックが激しく鼓膜を振動させる。落ち着きかけていた酔いが津波のようになって優子を再び襲う。一変に酔いが振り返してきた。
室内はそれほど明るくはない、が赤く怪しい明滅を繰り返している。視界が朦朧ける。前を行く男の足許を見ながらヨロヨロとついて行った。
目が慣れると優子は、ビクッ!として、立ち止まった。森元だと思っていた目の前の人物の背中は、森元よりも長身の黒人のものだった。彼は振り向くとニッコリ優子に笑い掛けた。
「ハロー。ウェルカム・トウ・『ダウン』」
優子は目眩に襲われた。
その黒服の隣に森元はいた。楽に十人程は並べるようなスタンディング・カウンターの中程辺りで黒人達に囲まれ、英語で話しをしている。
違う。此処にいる男は六本木にいた森元とは明らかに何かが違う。
優子は恐る恐る集団の傍まで行くと、高さのあるカウンターにペタリと頬を附けた。
「ハイ!、雪枝、どうした?。大丈夫かい。何か飲んで一息したら?」
森元は英語訛りの発音になっている。
「ジ・・ジンジャエールを・・」
優子の返事はヘビーなリズムに欠き消されそうなほど細い。
「雪枝、紹介するよ。彼が僕が南アフリカにいた時に世話してくれたボブで・・」
森元はいつの間にか雪枝を壁のように取り囲んだ黒人達を一人一人紹介してゆく。優子は強烈な吐き気に襲われてきた。彼らの体臭だろうか、それともドラッグの臭いだろうか。今の優子には一人の名前も刻み込むことは出来ない。
「ご免なさい。お・おトイレは何処かしら?」
「雪枝、気分が悪いのかい?。飲み過ぎたかな・・。仕方ないね。こっちだよ」
森元は手招きだけすると、広い背中を向けて歩き出す。森元の踵に導かれてトイレに向かうが、足元が落ち着かず、目的の場所までが異様に長く感じる。
店の中央が広いホールになっており、十数人の巨漢の男達がスピーカーからの大音量に合わせ踊っている。天井からはフラッシュが点滅する。日本人も白人も僅かにいるが、彼等もとても正面な人種とは思えない。晩秋だというのにタンクトップ姿で瓶ビールを流し込みながら蠢いている。女は一人も見当たらない。通路の壁にも無国籍風な男達が寄り掛かり、酒を呷って大声で話している。擦れ違う彼らの目がギロリと睨んでいるように感じる。
「ハイ、ベイビー。ハーワーユー?。ヒャー、ハッハー!」
男達の欲望に満ちた喚声に優子は脅え、それを遮ることもしてくれない森元の固い背中にしがみつく。森元は何事もないように黙って歩く。優子は強まる吐き気と恐怖で身震いが止まらなくなった。
森元は立ち止まると、冷めた表情でトイレの扉を指差した。
優子はトイレに飛び込んだ。
強烈な汚物の悪臭に扉を閉める余裕もなく、激しく便器に吐いた。全身から激しく冷や汗が吹き出した。
《ど、どうしてこんな店に・・。駄目だわ。こんな店は私には合わないわ。も・、もう・・・、帰らなくっちゃ》
僅かに残っていた欲望の欠片も、身に迫る不安に押し潰されてゆく。優子は漸く個室の扉を閉め、鍵を掛けた。
優子は壁に凭れ、気分の落ち着きを待つように、落書きの壁を呆然と眺めていた。
Fuck you! Go To EXT With Me!
壁には卑猥な言葉やリアルに描かれた性器や性交の絵などで満ちている。
《な・・何これ。どうしてよ!。ここは女子用でしょ!》
ドン!。 ドン! 。ドン!。
誰かが激しく扉を叩く。扉がその激しさで撓る。とても女の力とは思えない。体が硬直した。
《だ・・誰?》
ドン!。 ドン!。
「ちょ、ちょっと待って!。で、出るわ!。今、出るから!」
優子はロックを外し、思い切り扉に体当たりした。鈍い音がすると黒人の男が痛そうに鼻を押さえて前屈みになっている。
「ご・・ご免なさい。ご免なさい」
トイレを飛び出すと優子は悶絶している男には一切構わず、一目散に森元が戻っている筈のカウンターまで走り出した。此処には頼れる人間は森元しかいない。走っても走っても、先に進んでいるように感じられない。走る優子を顔で追う酔いどれギャラリー・メンの表情は、どれもピエロの仮面の如く嘲笑っているようだ。
辿り着いた。
息が切れていた。
呼吸を整えると、言葉を溜め、そこに無表情で待っていた森元に断定的に言った。
「ジョージ、帰るわ!。気分が悪くて・・。私帰ります!」
「帰る・・?。優子、君は帰れないよ」
《・・・・、優子?》
優子は思わずへなへなと、その場にしゃがみ込みそうになる程、下半身の力が奪われた。驚愕を耐えると足が激しく震え始めていた。
《ど・・どうして私の本名を知ってるの!。帰れないって、どういうこと・・》
優子は言葉を発する気力はない。兎に角、今自分がどう仕様もないほど危険な立場にいることだけが理解できる。
森元がゆっくりとグラスを口に運ぶ。カウンターの黒人達数人は濁った視線を優子に向けると、ホールの方にゆっくりと移動してゆく。あれは哀れみの目?。優子は頭をフル回転させ、今の状況を判断しようとするが、考えれば考えるほど混乱する。
私は拉致されてしまったの!?。
カウンターの赤い照明に照らし出された森元の口元は固く結ばれている。
帰さない ― 強い意志力が伝わる。
「少し飲んだ方がいいよ。ちょっと落ち着くから」
抑揚の無い口調で言うと、優子の前にトーンと頼んだままのジンジャエールのグラスを置いた。森元はくるりと背を向け、隣の一際体格のいい鷲鼻の白人と談笑し始める。
気分が悪いと言った優子をまるで無視しているようだ。ブロークンな発音で会話の内容がさっぱりわからないが、自分のことを話していることは間違いなさそうだ。優子はジンジャエールを口に含みながら、零れ落ちそうになる涙を必死で堪えていた。
《どうして、こうなっちゃの。貴方は船舶会社のエリートじゃないの。どうしたら帰してくれるの》
優子の想像は怖い方に怖い方にと膨れる。
入り口は近い。すぐ近くにある。20歩はかからない。それでも足が竦んでとてもそこまで走れそうにない。周りにいる男達に取り押さえられてしまうだろうか。鼻を打ちつけてしまった男に殴られ、此処で犯されてしまうのだろうか。彼等は皆、森元の仲間に違いない。命だけは助けてくれるだろうか。優子は無意識に胸元に手を運ぶ。すっかりその存在を忘れていた赤い薔薇に触れた。
《智ちゃん。お願いね。もし、私に何かあったら絶対に私を探し出して!》
優子は自分のことを案じてくれるばずの人物が一人いたことを思い出すと、少しだけ気が落ち着いた。携帯電話に『アップ・サイド』の電話がメモリーされている。きっと、まだ居るはずだわ。優子は震える手で携帯をバッグから取り出した。無情にも圏外を表示している。
《ど、どうしよう?。このままじゃ、餌食だわ》
もう、やれることをやるしかないわ。何とか此処から出なくっちゃ。優子はジンジャエールを喉に流し込んで勇気を振り絞った。最悪の場合でも私の死体だけは見付けてね。
「ジョージ、私やっぱり、気分がよくならないの外まで送って下さる?」
優子は唾を呑み込みながら、背中に向かって一気に言った。
すると・・、振り返った森元は意外にもあっさり承諾した。
「しょうがないね。じゃあ、行こうか」
《えっ!。私の勘違い?。考え・過ぎ・だった・のかしら?。そうよね、今時人浚いなんて・・、この店の雰囲気があまりにも異様だったからよね・・?。それとも、まだ、・・》
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