社会を見つめよう。


朝青龍が突然の引退(発生日 2010/02/04)

●やはり相撲の世界っていうのは異常ではないかい?。朝青龍が2月4日に突然引退を表明した。

朝青龍=本名 ドルゴルスレン・ダグワドルジ(和名 朝青龍明徳)。第68代横綱。モンゴル国ウランバートルの出身力士。昭和55年9月生まれだというので引退時29歳。引退前のデータでは184.0cm、体重154.0kg、体重はそこそこつけていたが、身長で見れば決して大柄ではなかった。それでも幕内優勝25回といえば大横綱と言っていいに違いない。

どうしてそれほど興味も無くなっいてる相撲のことを取り上げるかというと、やはり表に見えている世界とは全く違う裏社会が垣間見えてる様に思えてならないからだ。そして、それは日本の、いや世界の 縮図の様に思える。21世紀に入り、都合の悪い真実は更に深く闇の中に入りこむようになったように思えてならない。これもその一件ではないだろうか。

成績上は申し分のない横綱であったが、彼はいつも相撲の世界の中にあって叩かれ続けた。それは言動というよりも、寧ろ相撲協会の意向を外れた立ち振る舞いによるものだろう。私から見たらヒールとしての役柄を確立していたように思うのだが、相撲を国技だ神技だと言う旁旁からしたら、許し難いのだろう。私は個人的に相撲を国技と認めたこともないし、神技だと思ってみたこともない。千代の富士が大好きっだった時代から、相撲は娯楽である。ちょっと毛色の変わった娯楽で何が悪いのだろう。よく考えてみよう。水に入るわけでもないのに人前で裸になるのは、袒裼裸程、大変恥しい振る舞いであるし(許されるのは草g君ぐらい)、タニマチ(谷町)なんていう派手な無償援助システムがまだ残っているのも相撲業界ぐらいではないだろうか。衰退したとは言え、よく続いてると感心している。

だが、相撲離れが起きたのは、他の娯楽が増えたからでも、娯楽として面白くなくなったからだけはないでしょう。失礼なこと言うがお相撲さんは、中学ぐらいで入って、二十代ぐらいじゃ社会のことは何も知らないのである。当たり前である。因循な伝統だけでやっていたら、それは死亡者も出してしまうだろう。大人の支援者が外から支えないと、その人達だけでまとめた組織が、高度に成長するわけもない。だが、真に相撲を見守った人はいなかったようだ。そこが最大の問題点に違いない。人気の上に胡坐をかいてきてしまったことに加え、その人達に群がり、やたらに格式に拘る要求ばかりを出したりする昔の相撲記者やら、人の不幸にスポットを当てることでしか稼げなくなったマスコミにも痛いものがある。古きを残すは将来の徳であることなのに、何れも退化の一途を辿る。昔から黒い影が相撲界を覆っているのに、加え更に利権に集まる者たちが増えたわけだ。

さて、長々と前置きにしてしまったが、朝青龍が引退に追いやられた原因は、場所中の泥酔による知人への暴行事件だと言う事になっている。そんなこと、昔なら相撲取りもプロレスラーも普通じゃなかった?。確かに格闘家の暴行事件は問題ではある。でも、これどうやら仲間内の飲み会での出来事のようだ。いや仲間内なら暴力があっていいわけではないが、どうも事の流れが引っ掛かる。訴えようとした人間も場所中は待っていたりする。そして、相当額の示談金の話題が浮上してきた。実はこの事件の件では現場にいた人間の囁きを漏れきいてしまったので、暴行事件があったこと自体は間違いなさそうだ。そして、刑事訴訟をするとかしないとか・・。

では、結局引退までさせられた朝青龍は一千万を越えると言われる示談金を本当に払ったのだろうか?。殴ったことが事実だとしても、引退させられてまでそれを払わなければならなかったのだろうか?。 マネージャーはブログで上手に謝罪をされているが、2月27日の「善も悪も登場して来て」というコメントは気になるところだ。

今やネット上でもこの件は朝青龍の首切りによって、一段落したようなものしかアップされていません。これは不思議ですね。事件当初はもっと色々な角度からの論評があったのですが。闇社会との癒着とかいう文言は殆ど見つけられませんでした。あ、週刊朝日が若干記事を書いてました。

何れにしろ、真実は闇の中です。朝青龍は地位を失いましたが、きっとホッとしてると思います。今やどこからも脅かされることはないでしょうし、脅かすこともないでしょうから。

私達が感じなければいけないのは、どうして真実は浮上してこないのかということです。いえ、真実を何が何でも知るべきだと言うつもりはありません。真実が何処にあるのか精査してみる癖をつけることです。その意識を失った現代人は、きっとまた何十年かしてオレオレ詐欺にごっそりと虎の子を持っていかれてしまうでしょう。

(記述日 2010/02/06)(一部修正 2010/02/028)




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