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◆鈴木宗男逮捕 (発生日 2002/06/19) ●衆院は19日午前、議院運営委員会を開き、製材会社「やまりん」(北海道帯広市)からの五百万円斡旋収賄容疑で逮捕状を請求された鈴木宗男衆院議員(54)の逮捕許諾請求を認めることを決めた。午後の本会議に緊急上程され、許諾が議決された。 議決は内閣を通じて東京地裁に通知され、逮捕状発付を受けて東京地検特捜部が鈴木議員の逮捕に踏み切った。議院の許諾を経て国会議員が逮捕されるのは、1997年1月の友部達夫参院議員以来で、戦後15件目。衆院では95年12月の山口敏夫議員以来となった。 特捜部は2月、内偵捜査に着手。4月30日、外務省関連の「支援委員会」発注の国後島「友好の家」(通称ムネオハウス)建設に絡む「偽計業務妨害容疑」で鈴木議員の秘書を、5月14日には支援委に対する背任容疑で「側近」の外務官僚らをそれぞれ逮捕していた。 先月23日に政治資金規正法違反容疑で、鈴木議員の自宅や議員会館事務所などを家宅捜索が行われ、 今月16日、無断伐採事件で行政処分を受けた「やまりん」側から、処分期間終了後の随意契約に絡み林野庁に働き掛けるよう請託を受け現金五百万円を受け取った疑いが強まったとして、斡旋収賄容疑で鈴木議員を任意で取り調べ、17日に逮捕状が請求された。 東京地裁からの逮捕許諾要求を受けて内閣は衆院議長に許諾を請求。衆院は18日に議院運営委員会の秘密会で、法務省側から容疑や逮捕の必要性について説明を受けるとともに鈴木議員本人の弁明を聴いた。 鈴木議員は「内閣官房副長官の就任祝いに四百万円の政治献金を受け取っただけ」などと容疑を全面否定し、捜査を厳しく批判していた。 以前に「疑惑の総合商社」でも書いたが、彼は北海道沖縄開発庁長官・内閣官房副長官・自民党総務局長、他に衆院議院運営委員長等の地位を自分で勝ち取ってきた叩き上げの議員である。角栄ほどの豪放磊落さはないにしても、何処か似たものを感じさせる。それが仇になっていないとも言えない。 小さなムネオハウスの建設疑惑から遂に逮捕となったわけだが、此処にいたるまでには、真実というよりも、気分というものが多く介在しているように見える。 彼は政争の具に使われた感が否めない。好き嫌いは別として未だに自分には彼の犯罪が明確に立証されたようには見えないからだ。自民党内部、橋本派のお掃除ごっこのようだ。 国土交通省や防衛庁からも内部文書が飛び出し、鈴木議員による「どう喝」や「懐柔」が明らかにされたが、それが直接犯罪といわけでもない。感じが悪いだけだし、外務省を含め、今排除しておいた方がいいということになっているのではないだろうか。彼を庇うための要素はないが、追い落とすまでの理由が判然としないのは私だけなのであろうか?。 (記述日 2002/06/23) |
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鈴木議員 再逮捕 北海道開発局の工事発注に絡み、旧北海道開発庁長官在任中に有力後援企業「島田建設」(北海道網走市)側から現金計六百万円のわいろを受け取ったとして、東京地検特捜部は一日午前、受託収賄容疑で衆院議員鈴木宗男被告(54)と政策秘書多田淳容疑者(50)の逮捕状を取った。 鈴木被告と多田容疑者は共謀し、鈴木被告が北海道開発庁長官を務めていた1997年9月に島田建設の島田光雄社長(56)から、留萌港岸壁工事(発注額約四億七千万円)や紋別港しゅんせつ工事(同約七億七千万円)など北海道開発局発注の港湾関連工事受注に便宜を図るよう請託を受け、現金計六百万円を受け取った疑い。 現金授受は四回にわたり、鈴木被告の長官就任直後に二百万円、その後も二百万―百万円を東京・永田町の議員会館事務所で多田容疑者が島田社長から受け取っていた。 島田社長は鈴木被告に、受注希望の工事のリストを渡し、鈴木被告はこれに基づき長官室から北海道開発局幹部らに電話を入れるなどして「島田を工事に入れてやれ」と指示していたという。島田建設側は贈賄罪の公訴時効(三年)が既に成立している。 北海道開発庁は当時、開発局が実施する旧運輸省など国の直轄事業の調整、推進を担当しており、特捜部は、特定業者に便宜を図るよう口利きすることも、長官の職務権限に当たると判断した。 (2002/08/01 共同通信) |