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◆雪印ラベル偽装 (発生日 2002/01/28) ●国内で狂牛病問題が騒がれていた2001年11月、豪州産牛肉1.4トン分を国産牛肉用に詰め替えたとされる雪印食品が、今度は北海道産の牛肉を熊本産と偽って出荷していたことが新たに分かった。 記者会見した農林省と雪印食品役員らによると、関西ミートセンターの仕入れ担当者と部下2名が千葉県内で国内初の狂牛病感染牛が確認された11日後の2001年9月21日、取引先から「狂牛病(牛海綿状脳症)の関係で北海道産の牛肉の納品は受け付けない」と指摘され、熊本県内の畜産加工会社に同県産の牛肉のラベルを発注。北海道産「三角バラ肉」真空パック計60本(全20〜30L)のうち、約10本に、熊本産のラベル10枚を貼り、取引先に納入したと公表した。 付け替えに使われたとみられるシールは、熊本県と同県内の農協などが共同出資する食肉処理施設からもたらされた。加工処理を委託されている神戸市内の食肉加工会社によると、昨年9月下旬、同社熊本工場に関西ミートセンターから「納入先を変更したシールを約50枚送って欲しい」と電話で要請があり、指示通りに印刷し直したシールを送った。 こうしたシールの再発行の要請は約1年半前から月に1〜2回の割合で行われるようになり「(シールが)破損した」場合を含め、20〜30枚の枚数を指定してくることが多かった。昨年12月中旬には、神戸市内の本社工場に兵庫県産のシールを再発行するよう要請があり、16枚を送った。 熊本県産牛肉の偽造ラベルを使った国内産牛肉は少なくとも8年前から「西宮冷蔵」(西宮市)に搬入されていたことも判明。同センターが偽造ラベルを使って偽装を繰り返していた可能性が強いとみられる。ラベル偽造については兵庫県警でも情報を入手し、関係者から事情を聴いている。 (上記各報道誌より抜粋) 呆れたものである。空いた口が塞がらない。私が住んでいるところから地下鉄で数駅のところにも雪印乳業株式会社がある。ビルの上には大きな雪印の看板が立っている。雪印マークのシンボルカラーは「SNOW BLUE」。子供の頃は雪の結晶を型どった雪印のアイスクリーム等に親しみを覚えていたものである。白い雪が真っ青な空に映えている様をイメージしているそうだが、残念ながら、雪印食品によってこの白い結晶は真っ黒に染まってしまった。一度なら、「襟を正し直してくれ」とチャンスを与えたい気もするが、この体質はもう批判をしている段階を越えて、早く廃業しなさいと言うしかすべがない。 さて、偽装問題は雪印の企業体質というだけですむだろうか?。たまたま狂牛病の関係のある肉だから、発覚したという経緯があるが、肉に限らず、他の食品にもあるのではないだろうか。 経済史上主義はあらゆる不正を呼び込んで来る。人間は性善説によって生き延びて来たと思いたいのだが、どうも20世紀の膿は次々と21世紀に現れてきて、性悪説的な対応を持って、法体制を整備しなおさなければならないのだろう。特に口に入る食品に関しては、厳しい罰則を儲けるべきだろう。 (記述日 2002/01/31) |
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雪印食品、解散時の債務超過額は216億円
偽装牛肉事件による業績悪化で4月末に解散した雪印食品(本社・東京、登記上の本店・札幌)の清算会社として初の定時株主総会が26日、札幌市中央区のホテルで開かれ、解散時の債務超過額が216億4600万円となったことを柱とする財産目録などについて承認された。 財産目録によると資産は77億8100万円、負債は294億2700万円。負債の内訳は、雪印乳業からの借入金など金融債務が207億8700万円、未払い退職金など労働債務が32億2000万円など。総会では、登記上の本店を東京に移すことも決めた。 同社は解散以降、資産処分を進めているが、北海道統括支店(札幌市東区)の土地と建物は現在も売却交渉中。清算業務のため解散後も残った100人弱の社員は、6月末で約20人まで減少する。 (2002年6月26日北海道新聞夕刊) |